ちぃと もやもやジェンダー川柳コンテスト

わたしらしい生き方を選択するための
「わた生きゼミ」2023特別企画

ちぃともやもやジェンダーコンテスト

受賞作品発表!!

令和5年12月5日
エソール広島で行った
授賞式にて発表しました。

初の開催となった「ちぃと もやもや ジェンダー川柳コンテスト」。性別による思い込みや決めつけでの「もやもや」が1,649句寄せられました。
一次審査を通過した30作品の中から、審査員が選んだ最優秀賞、優秀賞、審査員賞を発表します!

※川柳をクリックすると、作者コメントなどをご覧になれます

【最優秀賞】

【優秀賞】

【審査員賞】

【入賞】

犬山審査員から
コメントをいただきました!

「本当にどれも力作でした。川柳を読んで共感した瞬間、不思議と心のモヤモヤが消化され、私自身も救われた気がしました。そして、川柳を通して皆さんと思いを共有できたことに大変意義を感じました。
この川柳がたくさんの方に届いて、モヤモヤが笑顔に変わったらいいなと思います。」

犬山 紙子イラストエッセイスト

一般投票について

一次審査を通過した30作品の中から、共感度No.1作品を決める一般投票を、11月3日〜11月12日の間、本サイト上で実施しました。
投票総数663票のうち、最も多くの票を集めた共感度No.1作品はこちら!

【県民共感度No.1賞】

※川柳をクリックすると、投票者の声をご覧になれます。

授賞式の様子

※写真をクリックすると詳細が表示されます。

応募川柳について

応募者の性別は、女性が75%、男性が21%、その他が4%でした。
性別・年代別では、30代・40代女性からの応募が半数以上を占めました。一方、70代では、女性より男性の応募が目立ちました。
今回、予想を上回る数の川柳が寄せられ、性別による思い込みや決めつけにまつわるみなさんの「もやもや」が、ひしひしと伝わってきました。

今回選ばれた作品が、自身の性別による思い込みに気づいたり、行動を変えたりするきっかけになったらいいな、と思います。そして、社会全体の意識が変わっていく先に、性別にとらわれず「自分らしい生き方」を選択できる社会がある、と信じています。

初開催のコンテストでしたが、みなさんに力強く支えていただきました。ありがとうございました。
今後は受賞作品を中心にジェンダー川柳にこめられた思いなどを発信していきます。引き続き「ちぃと もやもや ジェンダー川柳コンテスト」への応援をよろしくお願いします。

コンテストの概要

「男は仕事、女は家庭」
「女のくせに」「男のくせに」…。
こんな決めつけ、もう終わりにしませんか?

誰かのこんな態度や言葉で「もやもや」した、あるいは「もやもや」させてしまったエピソードなどを「五・七・五」で大募集!
あなたが「ちぃと」感じた「もやもや」が、多くの人の共感や気づきになって、世の中を変えていきます。

お題 お題

「男だから」「女だから」など性別による思い込みや決めつけで「もやもや」したこと

作品例

審査員 審査員

【審査員長】上水流 久彦県立広島大学教授

犬山 紙子イラストエッセイスト

中島 尚樹タレント

山田 幸日本放送作家協会中国・四国支部 監事

入賞商品 入賞商品

【最優秀賞】

商品券5万円分

1名

【優秀賞】

商品券2万円分

2名

【審査員賞】

商品券1万円分

2名

【入賞】

デジタルQUOカード2千円分25名

応募者全員から
抽選で

【感謝賞】

デジタルQUOカード
1千円分50名

コンテスト実施の背景

広島県では、令和3年度から、「固定的な性別役割分担意識」の解消に向けて、参加者が「性別による思い込み」に気づき、互いの思いや考えを共有し、発信する「わたしらしい生き方を選択するための『わた生きゼミ』」を開催してきました。

「わた生きゼミ」3年目となる今年、広島ではG7サミットが開催され、ジェンダー平等の実現に向け一層の努力をしていくことが首脳宣言に明記されました。

そこで、広島県内のジェンダー平等に向けた機運を盛り上げるため、これまでの「わた生きゼミ」の特別企画として、広く県民のみなさんが参加できる「ちぃと もやもや ジェンダー川柳コンテスト」を企画しました。

「わた生きゼミ」について、
もっと知りたい!

「わた生きゼミ」第1弾!
“男性の家事・育児編”開催 >>

日本は男女格差の大きい国!?
じゃあ広島県は?

2023年6月、男女格差の現状を示す「ジェンダーギャップ指数」(世界経済フォーラム)が発表され、日本は全146カ国中125位でした。これは先進国の中では最下位で、特に政治・経済分野におけるジェンダー平等が遅れています。

広島県は、小中高校の副校長・教頭の女性登用が全国1位、社長の女性比率が全国9位となっています。一方で、フルタイムの仕事に従事する男女比や、共働き家庭の家事育児関連時間の男女格差は、全国平均より低くなっています。

日本のジェンダーギャップ指数に
ついて、もっと知りたい!

男女共同参画に関する
国際的な指数 >>(内閣府男女共同参画局)

都道府県版ジェンダーギャップ指数に
ついて、もっと知りたい!

都道府県版
ジェンダーギャップ指数 >>(地域からジェンダー平等研究会)

ジェンダー平等に立ちはだかる

「固定的な性別役割分担意識」とは、個々人の能力によらず、性別・ジェンダー(生物学的な性別ではなく、社会的・文化的につくられた性別)を理由に役割を決めるというものです。代表的なものに「男だから、女だから」、「男は仕事、女は家庭」などがあります。

「固定的な性別役割分担意識」は良くないと頭では理解していても、無意識のうちに、性別によって役割分担を思い込んでいたり、決めつけたりしていることもあります。また、単に「〇〇らしさ」「〇〇のくせに」など個人の価値観を押し付けていることもあります。